ダイエットと摂食障害

やっと少し涼しくなってきました。
これからの季節は、美味しいものを食べる、という楽しみがありますね。

私の楽しみは、生牡蠣や果物、そしてなんといってもモンブランです。
毎年色々なスイーツのお店のモンブランを食べ比べ、悦に入っています。

けれどその反面、悩ましいのがスイーツ続きですと「体重が増える」ことですね。夜遅い時間に食べないとか、2日続けて食べないとか、私なりにざっくりとルールを決めています。

巷では「食欲の秋」と並び、「ダイエット」「痩せる」という文字がネット上や雑誌などに氾濫しています。

「痩せる」「ダイエット」などの文字を雑誌の表紙に並べると、売り上げがグンと伸びるのだそうです。

太りたくない、痩せたい、と思っている人がいかに多いか、ということですね。

しかし、気を付けなくてはならないこと、それは「ダイエット」が過度になると「摂食障害」の危険性をはらんでいるということです。

カウンセリングルーム ローズマリーにも、このような悩みを抱えた女性が時々いらっしゃいます。

最初はちょっと痩せたい、と思って始めたダイエットなのに・・・
  気づけば「ダイエット」中心の生活になって振り回されてしまう。
  ほんのちょっとの体重の変動に、一喜一憂してしまう。
  太りそうな食べ物を一切口にしなくなる(できなくなる)。

「太らないこと」「痩せること」に執着し、とらわれ、食べる楽しみを失い、食べ物のカロリーが頭から離れなくなります。

摂食障害・・・拒食症や過食症。

ひどくなると、「食べる」という行為を 自分で コントロールできなくなります。
生命を維持することも危ういほどに痩せてしまったり、逆に食欲が止まらず普通では考えられないほど大量に食べてしまったりします。

そのうえ、体重増加が怖くて、嘔吐したり下剤を飲んだりして、一刻も早く自分が食べたものを身体から排除しようとします。

そんな状態から脱したいけれど、治ったらまた体重が増えるような恐怖を感じてしまい、やめたいけれどやめられない・・・。
痩せたい、太りたくない、食べたい、食べられない、そういうことだけに振り回されてしまい、生活に支障が出てしまう。

摂食障害はとてもデリケートな病気です。
繊細な人、頑張り屋さん、周囲に過度に気を配る人、などが罹りやすいと言われています。

しかし、ご安心ください。摂食障害は、時間はかかりますが必ず良くなります。

カウンセリングルーム ローズマリーでは、あなたが「食べる」「食べない」
「痩せる」「太る」ということになぜ囚われてしまうのか。
あなたの内に目を向け、あなたの「心の声」に耳を傾け、あなたが少しずつそのような状態から脱することができますようにサポートいたします。

カウンセリングルーム ローズマリーは、
東京の府中と東神田にある、女性のためのこころの相談室です。

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