こうなったのは誰のせい?
私ってどうしていつもこうなんだろう・・・こうなってしまったのは、私が悪いんだ・・・。
あなたはいつもそんなふうに考えていませんか?
人とのコミュニケーションがうまくできない
仕事で小さなミスを繰り返してしまう
自分のことが好きになれない
家族となんとなくしっくりいかない
過食とダイエットを繰り返してしまう
それなのにどうしてよいのかがわからず、自分が悪いからだ と自己嫌悪におちいって、ひとりで悩んではいませんか?
思考のクセ
そんなあなたには、ある「思考のクセ」があり、そこからぬけ出せずにあがいているばかりなのです。そして、そんな自分に気づいていないだけなのかも。
自分の「思考のクセ」を理解して、その考え方を少しずつ変えていくと、あなたの心はほっこりと満たされ、人との関係も、ぐっと良くなるはずです。
内向型とは
何かにつけ、自分に原因がある、自分が悪い、私のせい、と考えるタイプを内向型といいます。たとえば、試験の結果が芳しくなかった時、「自分の努力が足りなかったから」「試験前日に遊んでいた自分が悪い」と考えるタイプです。
原因を自分に向けますので、向上心があれば努力によって次の試験では良い結果を出せるかもしれません。内向型の人は思いが内面に向きますので洞察力があり、人の心を推し測ることができます。
ただ、すぐに悩む傾向があります。また、静かに時を過すことを好むため、人づきあいが良くないと思われがちです。
外向型とは
何かにつけ、人のせいにする、あの人にこう言われたから自分はこうしたのに、こんな結果になってしまった、と考えるタイプを外向型といいます。
試験の結果が良くない時に「試験会場が寒すぎた(暑すぎた)」「前日にAさんに誘われなければ勉強したのに」「隣の人の紙をめくる音がうるさかった」などと言いわけをするタイプです。
社交的で自己主張が強いので、リーダーシップをとれるタイプに思われて人から頼られることが多いですが、トラブルも多く、味方も多いけれど敵も多い、ということになります。
一見ストレスがなさそうに見えますが、本人の気づかないところで実はたいへん傷ついているのです。
思考のクセを知るためには
世の中には色々なタイプの人がいて、それぞれが自分の事情を抱えているのだ、というように物事の捉え方を変えてみましょう。
自分が嫌われているからあの人が挨拶をしてくれなかったんだ、と考えるのではなく、「あの人には何か挨拶できない事情があったのかも」と考えるようにしましょう。
コンタクトレンズを入れ忘れて私が見えなかったのかも。何か考え事をしていて挨拶ができなかったのかも。そもそも、挨拶をすることが好きじゃない人なのかも・・・。
少し心が楽になりませんか?
心が軽くなると表情も穏やかになり、今まで遠くにいた人が少しずつ近づいてきてくれます。そして、あなた自身がもっと生きやすくなれるはず。
思考のクセは自分では気づきにくいもの
一人で悩んでいても、そこから抜け出すことは難しいのです。
カウンセリングで私とお話をしながら、あなたの思考のクセを一緒に探していきましょう。